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2022年度中1歓迎礼拝 新入生のことば

 今日は私たち中学一年生二百人のために、このような温かく心のこもった歓迎礼拝の時間を作ってくださいましたことを、心から感謝いたします。私が今までの学校生活の中で最も印象に残っているのは入学式です。式場に入り私が思ったことは、この制服を着てこの大講堂にいることができて良かったということです。なぜなら、もしかすると東洋英和にはいられなかったかもしれなかったからです。そして、式が始まり石澤先生のお話になりました。その中で私が最も印象に残っているのは、聖書に書いてある「あなたが私を選んだのではない。私があなたがたを選んだのです。」という言葉についてのお話です。神様が私を東洋英和へと導いてくださったのであれば、この先どんなことがあったとしてもきっと大丈夫だろうと思いました。また、恵まれた私たちの義務についてのお話もありました。その義務とは「賜物を磨き、それを他者のために使うこと」でした。これが敬神奉仕であるということを聞き、なるほどと思いました。敬神奉仕は英和の標語なので、これから六年間この義務を心に留めておきたいと思います。他にも「聖書といっしょに入学していっしょに卒業する」というお話もありました。聖書は私たちにいろいろなことを教えてくれると思うので、六年間大切に使おうと思いました。いろんな話を聞いているうちに私は本当に英和生になったのだと実感しました。

 まだ東洋英和での生活はおよそ二週間ですが、とても充実しています。たった二週間でも充実していると思えているので、これからはもっと充実しているのではないかと思っています。そんな充実した生活を送れているのは、友達がいるからです。私は受験をして入ったので、知っている人がだれ一人いませんでした。でも、入学式が始まる前、聖書と讃美歌の番号を確認している時に「わかる?」と聞いてきてくれる子がいました。そして友達になったため、その子のおかげで入学式の時にはもう友達がいるという安心した気持ちで臨むことができました。その子にはとても感謝しています。

 私がこれからの学校生活で頑張りたいことの一つ目は、小学校の時にはできなかった積極的な行動をすることです。様々な委員や係に立候補していきたいです。二つ目は英和生らしい行動をすることです。敬神奉仕という標語、伝統ある制服にふさわしい、それ相応の行動を心がけていきたいです。三つ目は、英語などの勉強を真剣にするということです。勉強はこれからどんなことをする上でも大切になっていくと思うからです。また、入学式に石澤先生が「勉強は他者と共に生きるため」とおっしゃっていたからでもあります。中学校では今までにやったことがないようなことをできると思うので、怖がらずにチャレンジしていきたいです。また、小学校の時よりもあっというまに過ぎてしまうであろう中高での生活の一日一日を大切にし、一つでも多くの思い出を作っていこうと思います。英和生であることをほこりに思い、伝統校である東洋英和の名に恥じぬよう、自分の行動に責任を持って生活していきたいと思います。

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