中学部鑑賞行事 ロンドンアンサンブル
2014年12月8日(月)
Ⅱ学期中間試験が終わり、鑑賞行事が行われました。
今年度は3年ぶりにロンドンアンサンブルをお迎えして、クラシックコンサートが行われました。
ロンドンアンサンブルは、ヨーロッパを中心に演奏活動をしている楽団で、フルート、ヴァイオリン、ピアノ、チェロの一流演奏家によるアンサンブルです。
特にフルート演奏者のリチャード・スタッグ氏やヴァイオリン演奏者のタマーシュ・アンドラーシュ氏は、BBC交響楽団やロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団の副コンサートマスターや客演コンサートマスターを勤めた方々です。
超一流の演奏家によって美しく調和した演奏は、まるで楽器同士がおしゃれに会話をしているようで、感動的なものでした。
G線上のアリアは器楽科の生徒が一緒に演奏させていただき、貴重な体験となりました。
ロンドンアンサンブルは、12月現在日本公演中で、コンサートの合間に東洋英和にて演奏してくださいました。
3年ぶりの演奏をロンドンアンサンブルの皆さんも非常に楽しみにしておられたとのことです。
このような機会を得ることができました私達は本当に幸せと感じました。
生徒一人一人が豊かな心を培い、それぞれの進む分野でロンドンアンサンブルの皆さんが与えてくださったような感動を与えられる人間へと成長することを願っております。
【出演者】
リチャード・スタッグ(フルート)
松村 美智子(ピアノ)
タマーシュ・アンドラーシュ(ヴァイオリン)
トーマス・キャロル(チェロ)
【プログラム】
J.S.バッハ トリオ ソナタ ハ長調 BWV1037
モーツァルト ピアノ三重奏曲 ト長調 K. 564 第1、第3楽章
ピアソラ オブリヴィオン(忘却) : リベルタンゴ (チェロ)
ウェーバー フルート三重奏曲 ト短調 作品63より 第4楽章(フィナーレ)
J.S.バッハ 管弦楽組曲 第3番 ニ長調 第2楽章 「G線上のアリア」BWV1068
(器楽科生徒との共演)
サン サーンス 序奏とロンド カプリチオーソ 作品28 (ヴァイオリン)
ドヴォルザーク スラブ舞曲 ホ短調 作品72-2
ビゼー 「カルメン」組曲 (R.スタッグ編曲)
美しいハーモニーが大講堂に響きました。
ビロードのような質感のチェロと、シルクのような音色のフルート
器楽科の生徒とのコラボ「G線上のアリア」
ヴァイオリンの名手アンドラ―シュ氏にリードしていただきました。