2022年度 夏期修養会
主題聖句:「キリストの言葉があなたがたの内に豊かに宿るようにしなさい。」
コロサイの信徒への手紙3:16
・テーマ:「~原町聖愛こども園のこどもたちとかける虹の橋~」
8月2日から4日まで、夏期修養会を行いました。1日目は校内で、聖書研究やワークショップを通して「尊厳」について学び、2日目の朝の礼拝では、2013年からずっと夏期修養会に参加していた卒業生から、修養会についてのことや中高で学んだ「敬神奉仕」がどのように生かされているのかを伺うことができました。また福島の子ども支援プロジェクトの森高先生(元かえで幼稚園の園長)からは子どもたちとの接し方について教えていただき、子どたちにプレゼントする手作り品を作りました。いよいよ3日目は原町聖愛こども園を訪問しました。原町聖愛こども園は福島県の南相馬市にある社会福祉施設です。
2013年から2019年までは福島県の原町聖愛こども園の子どもたちを追分寮にお招きして行われていた修養会(※2020年はコロナ禍で中止、2021年は校内で聖書研究とディスカッションを行ったり、原町聖愛こども園とはzoomで交流)でしたが、今年は英和生が福島に行ってつきぐみ組(5,6才児)のお友達と共に礼拝を捧げたり、ゲームをしたり、心に残る交流の時間を持ちました。また、バスに乗って被災地を見学しました。震災から11年が過ぎ、表面的には復興が進んでいるかのように思ったのですが、課題はたくさん残っていることに気づかされました。そのような環境でも子どもたちの笑顔と夢は明日への希望を指し示していると思わられる行事でした。

朝拝では卒業生である飯島先生(かえで幼稚園教諭)よりお話を伺いました

森高ホサナ先生(卒業生、かえで幼稚園の元園長先生)は「子どもの接し方」を教えてくださいました。

子どもたちにプレゼントする手作り品(つきぐみ皆さんの名前のイニシャル)

子どもたちとの交流について話し合いました。

福島県にある原町聖愛こども園に到着してから昼食をいただきました。
つき組の皆さんが朝から野菜を洗ったり切ったりして準備してくれたカレーです!

昼食後、英和生はバスに乗って被災地見学をしました。被災地にはまだまだ処理できない汚染物など課題がたくさんありました。

園に戻り、子どもたちと楽しいゲームの時間

手をつなぎ、輪になって「にじ」の歌を歌いました。

集合写真(園内にあるツリーハウス)

見送ってくれる子ども園の皆様