2015年度 夏期修養会
2015年8月3日~8月5日
テーマ「~原町聖愛保育園のこどもたちとかける虹の橋2015~」
今年も8月3日より8月5日まで、~原町聖愛保育園のこどもたちとかける虹の橋~というテーマのもと、軽井沢追分寮で夏期修養会が行われました。
福島のこどもたちと過ごす夏期修養会は2013年より始まり、これで3回目となりました。
原町聖愛保育園の年長組(つきぐみ)から12人のお友だちと、英和生23人(中3~高三)が参加し、ともに軽井沢の緑の中で3日間を過ごしました。
追分寮の庭では鬼ごっこやだるまさんが転んだなどのゲームをしたり、千ケ滝では林の中で自然観察のあと、沢で思い切り水遊びをしました。
水をかけっこしたり、色々な葉っぱを流して競争したり・・天候にも恵まれ、自然の中でのびのびと楽しく過ごすことができました。
保育園のある南相馬市の放射線値は、2011年よりは下がってきているものの、いまだに子どもたちは決められた場所や限られた時間しか外で遊ぶことができません。
遠出をして、放射線量の低い場所で自然に触れたり、体を休めることはとても大切だということです。
夜は福島について学ぶ時間をもち、聖愛保育園の遠藤園長先生からは、震災時の園のお友達の状況や、園での除染の取り組みについてお伺いしました。
本来の福島の自然の素晴らしさとそれらが奪われた現状について聞き、本当に残念に思いました。
今回ゲストで参加して下さったかえで幼稚園元園長の森高ホサナ先生からは、園児との触れ合い方を教えていただきました。
また楽しいゲームやマジックを披露していただき、皆とても盛り上がりました。
にじの会では、初日からの写真を上映して思い出を分かち合い、皆でにじの歌をうたい、保育園の皆さんからは海をイメージした素敵なストラップの贈り物をいただきました。
最終日には祈りの時間を持ち、英和生ひとりひとりが聖愛保育園のお友達のために真剣に祈りを捧げ、軽井沢をあとにました。
今後も福島のことを心に留め、私たちにできることは何か、祈りつつ考えていきたいと思います。
園児との接し方を学ぶ講習会
風船ゲーム
みんなで朝の体操
手をつないで自然観察
沢遊び 水が気持ちいいです
軽井沢で一番楽しかったことを話してくれました
素敵なプレゼントをありがとう
福島の子ども達の未来を一緒に考えます