2016年度 YWCA主催 東北ボランティア活動
2016年7月19日(火)~21日(木)
YWCA主催の東北ボランティア活動が行われました。
活動が行われた場所は昨年に続き仙台市で、参加者は中学3年生(3名)、高校一年生(4名)、高校二年生(1名)合わせて8名でした。
一日目、「エマオ」(日本キリスト教団東北被災者支援センター)において、被災地の現状と「エマオ」を通して行っているボランティアの心構えを伺いました。
その後、フィールドワークに出かけ仙台市の七郷中央公園にある仮設住宅で地元の方からお話しを伺い、青葉区の荒浜地区を見学しました。
二日目、荒浜地区で津波にあったSさん(現在、若林区在住)のお宅で試験栽培のお手伝いをさせていただきました。
Sさんからは、東日本大震災のことやその後の復興のためになさっていることなどをご紹介いただきました。
三日目は、若林区にある石場公園(8月に行われる復興夏祭り会場)で雑草を取るなどの作業を行いました。
作業しながら地元の方から震災以前のことや色々な大切なお話も伺うことができました。
東日本大震災が起きてから5年以上経ち、私たちに入ってくる情報も少なくなってきています。
しかし、ボランティア活動を通じて、復興のためにしなければならないことがまだ多くあることを思わされました。
また、自分たちの目で現地を見、色々な方とお話をさせていただき「地震は終わったが、震災は終わっていない」ことを痛感しました。
今でも厳しい状況にある方々がいらっしゃることを忘れず、祈りながら何をさせていただけば良いかを今後も考え続けていきたいと思います。
「エマオ」で被災地の現状などをうかがいました
仮設住宅訪問
仮設住宅の中でお話をうかがいました
荒浜地区の慰霊碑の前で(波の高さと観音像の高さが同じです)
震災で利用できなくなった深沼海水浴場
Sさんのお話に真剣に耳を傾ける参加者
試験栽培のお手伝い
植えた種が大きく育ちますように
石場公園での雑草取り
石場公園での作業を終えて