2015年度 中2夏期学校
前期 2015年7月24日(金)~27日(月)
後期 2015年7月28日(火)~31日(金)
今年も長野県野尻湖畔にある本学院の施設「野尻キャンプサイト」にて3泊4日の中2夏期学校が行われました。
上信越国立公園の中にある本校自慢の「野尻キャンプサイト」には、都会では得ることができない豊かな自然があり、自然の大きさと大切さを学べる絶好の場所です。
中2の総合学習のテーマである「自然とともに」に沿って今年3年目になる「戸隠森林植物園」でのフィールドワークを行いました。
10名ほどのグループ内で調べる植物の分担を事前に決めておき、現地で実物を観察・撮影するとともに、ボランティアのガイドさんの説明を聴きました。
豊かな自然の中での経験は、都会育ちの生徒たちにとっては見るもの触るものが驚きと発見の連続です。
豊かな自然の大切さ、人間と自然の関わり方を考え、生物多様性の重要性についても学ぶ機会となりました。
夏期学校では、10名程で1グループを作り、それぞれ10棟のキャビンで共同生活をします。
グループのメンバーの多くは互いをよく知らない者同士ですが、普段の生活とは違った不便な環境の中で協力して生活したり、たくさんのキャンプソングを歌ったりすることにより、以前から友達だったかのようにすぐに打ち解けます。
夏期学校のプログラムには、野尻湖での水泳、野外炊飯、カッター漕ぎ、キャンプファイヤー、植物コンプリートといったプログラムが用意されています。
水泳は、泳力に応じて赤・黄・青・白のグレードに分かれ、それぞれに練習を重ねます。
先生や卒業生の先輩、友達の声援に支えられて、皆で泳ぎ切った時に、頑張ることができた新たな自分を発見した生徒も多いことと思います。
「一人では無理だったかもしれない。でも、みんなと一緒だったから頑張れた」と"互いに励まし合いながら成長しあう"まさに東洋英和の教育らしさが伺えます。
キャンプファイヤーでは、思いっきり歌い、踊り、皆おおいに盛り上がりました。
たくさんのキャンプソングがお土産となり、学校に戻ってからもキャンプソングを歌う元気な声が響いていました。
こうして元気にプログラムを過ごした後の夕方、そして一日の始まりの朝には、静かな湖畔で礼拝を守ります。
風で木の葉が触れる音、鳥のさえずりを聞きながら、心穏やかな時をもちます。
生徒たちは、美しい湖水と緑の木立の野尻が大好きになったようで、皆でかけがえのない思いでをつくることができました。
来年はきっと多くの「野尻っ子」が、野尻キャンプに参加することでしょう。
戸隠森林植物園では真剣に説明を聴いていました。
キャンプファイヤーではみんなで盛り上がりました。
隊列を組んで美しく泳げました。

足のつかないところで全員立ち泳ぎしています。
自作のかまどで野外炊飯。火のキープに必死です。
野外炊飯で作った昼食はとても美味しかったです!
皆で協力してカッターを漕いでいます。櫂が重い!
お題の植物を1番早くコンプリートするのはどのキャビンかな?
部長先生の楽しい星座のお話に大爆笑でした。
キャビンリーダーの先生も一緒にジャンプ!