2014年度 東洋英和Skype会議
2014年度 東洋英和Skype会議「Toyo Eiwa Meeting with Skype 2014」
文部科学省認定スーパーグローバルハイスクール(SGH)アソシエイト校の東洋英和女学院中学部・高等部では、「Skype会議」、東洋英和ミャンマー活動「TEAM」、ASPEN式読書会「TERA」、といったプログラムを柱としたグローバル教育が行われています。
「Skype会議」とは
マイクロソフト社のインターネット電話サービス「Skype」を利用し、時差の少ないオーストラリアやアジアの学校の生徒と本校生徒が、授業や休み時間にて交流し、相互の情報発信や、共通テーマに基づく会議を行うグローバル教育プログラムです。
「Skype会議」 2月17日(火)11:45~12:35
初めてとなる今回の「Skype会議」は、本稿との短期留学協定校、オーストラリア、ビクトリア州のLoreto Collegeの生徒と行いました。現在、Loreto Collegeには、高等部2年生2名が1月より3ヶ月間の短期留学に行っています。彼女たちがエスコート役になり、両校の生徒が自己紹介や両校の特徴などを説明しました。Skypeにて送られてくる画像は、コンピューター教室のプロジェクターにて大写しされましたので、大変な迫力で、目の前にLoreto Collegeの生徒たちがいるような感じでした。Loreto College生徒の中には外国語の授業に、日本語を選択している人がいます。会議で使われる言語は基本的に英語ですが、Loreto Collegeの生徒達も日頃勉強している日本語での発表にチャレンジしました。かなりしっかりとした日本語の発表に、同校の日本語教育に対する充実を感じました。国は違っていても同世代。興味のあることは同じで、オーストラリアで人気の日本のアニメーションのことなど、共通の話題で盛り上がっていました。Loreto Collegeの先生の中に同日が誕生日の方がいらして、東洋英和の生徒とLoreto Collegeの生徒が一緒に、「Happy birthday to you」を歌いました。Skypeで身近にできる海外交流の可能性を感じました。
Loreto Collegeとは、今後もSkype会議の回数や学年を増やしていくことを確認しました。話題も身近なことから、それぞれの国の文化や考え方についての質問や、平和問題や環境問題についての会議へと次第に発展させて行く予定です。また、他のオセアニアやアジアの学校にも声を掛け、Skype会議の機会を増やして行きたいと思います。「TEAM」の活動で関係を持ったミャンマーの学校や施設とも、インフラが整った際には是非Skype会議を行いたいと思います。
Loreto Collegeに短期留学中の高2の生徒が、エスコート役となりました。留学生活にすっかり慣れたようで、楽しそうでした。
本校生徒による学校生活の紹介です。制服、衣装など色々なグッズを出しての、視覚にも訴えた説明でした。
英語圏の生徒との会話は、思っていたよりもうまく通じ、盛り上がりました。
日本語を学ぶLoreto College生との質疑応答です。あちらが日本語で質問し、こちらが英語で答え、二カ国語が入り交じる面白い会話でした。