2024年度 追悼記念日礼拝が行われました
2024/10/04
10月1日(火)13時30分より、新マーガレット・クレイグ記念講堂にて追悼記念日礼拝が行われました。この礼拝は学院と同窓会の共催で、一年間に永眠された旧教職員、学院関係者、同窓生を偲び祈りを捧げます。ご遺族、在校生代表の高等部三年生、現・旧教職員、同窓生など約650名が参列しました。

石澤友康中高部長の司式、武田ゆり学院オルガニストによる奏楽のもと、箕口窓香学院宗教部長による聖書朗読、祈祷が行われたのち、永眠された方々のお名前が読み上げられ、中高部合唱部が「慈しみと愛あるところに神はおられる」(イェイロ作曲)を奉唱しました。続いて、富士見町教会の藤盛勇紀牧師に「天の住まいに目を注ぐ」と題して説教をしていただきました。礼拝後は、参列されたご遺族をご紹介し、増渕稔理事長・院長の挨拶をもって終了しました。
その後、お茶の会にご遺族を迎え、同窓生や学院関係者とともに永眠された方々の思い出を語る時を過ごしました。

石澤友康 中高部長

箕口窓香 学院宗教部長

中高部合唱部

藤盛勇紀 牧師

増渕稔 理事長・院長
◆追悼記念日礼拝とは
第11代、13代の校長を務めたミス・クレイグは、病に倒れカナダに帰国し1923年10月1日に亡くなりました。学校の一同が集まり共に祈りを捧げる大切な場所である講堂の建設を切望していたミス・クレイグの遺志のもと、先生の遺産とカナダの友人達からの寄付が集められ、さらにはカナダ婦人ミッション(WMS)からの寄付も加わり、1933年3月に「マーガレット・クレイグ記念講堂」が竣工となりました。
そして当時の校長であったミス・ハミルトンの提案により、ミス・クレイグの命日である10月1日が、その年に亡くなられた東洋英和に関係する人々を追悼する日と定められ、1933年以来、学院では毎年10月1日の追悼記念日礼拝を守り続けています。
ミス・クレイグ
ミス・ハミルトン
