〈桜プロジェクト〉植樹10周年カナダツアーのご報告
2024/05/27
2024年は、東洋英和女学院桜プロジェクト(※)が「ありがとうを桜に託して」、カナダの2か所に植樹してからちょうど10年です。
※桜プロジェクト:東洋英和女学院の同窓生を中心に発足した、ミス・カートメルをはじめ多くの宣教師を送り出したカナダへ感謝と友好の絆に桜を贈るプロジェクト。2014年、ソロルド市とハミルトン市に植樹。
2024年5月9日~15日の日程で、髙橋貞二郎副院長と同窓生・旧教職員合わせて15名は、見事にカナダの地で成長した桜の木々と、それらを心から喜ばれているカナダの皆様と出会い、ミス・カートメルの縁者の方々と交流する、感動の旅をしてきました。
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カートメル・ウェイにて
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ミス・カートメルの墓前で髙橋副院長からの
メッセージを聞き、一同祈りをささげました
2週間前にすでに満開を迎えてしまったハミルトン市「桜公園」の桜(4/26の「学院からのお知らせ」参照)の代わりに、ミス・カートメルご生誕地ソロルド市に植樹した「カートメル・ウェイ」のヤマザクラと、ミス・カートメルのお墓の八重桜がちょうど満開というタイミングで、一同歓声をあげることとなりました。
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ソロルド市より感謝状を贈られました。
左より ミセス・カー(ミス・カートメルの縁者)、ソロルド市長 ウグリーニ氏、
髙橋貞二郎副院長、松本幸恵常務理事(桜プロジェクト発起人の一人・元同窓会会長) -
ハミルトン市ダンダスの「桜公園」(センテニアルパーク)での
10周年記念式典においてスピーチをする髙橋貞二郎副院長。
左端はハミルトン市長 ハワース氏、その右横は在カナダ特命全権大使 山野内勘二氏
記念式典においてハミルトン市からも感謝状を贈られました。また東洋英和側から「さくらさくら」の歌と舞いと、W.M.ヴォーリズ氏作詞(1934)英語校歌 "As Maple Leaf and Cherry Flower"を披露しました。
式典後のレセプション会場には10周年を祝う、桜の花がたくさんあしらわれた美しいケーキも用意され、大歓迎をしていただきました。
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左側は有賀誠一牧師ご夫妻。
元カナダ合同教会牧師である有賀氏は、宣教師のお墓探し、
『カナダ婦人宣教師物語』英訳、 「桜プロジェクト」実現のための交渉、
植樹ツアーに始まり今回までのツアー受け入れ準備などなど、
20年来東洋英和とカナダとの間に立ち、ご尽力くださっています -
12日(日)はセント・ポールズ教会で聖日礼拝を守り、
礼拝後は教会の皆様との「ハレルヤ」の合唱に加わりました。
指揮は有賀誠一牧師
その後教会の皆様との昼食会では大変温かいおもてなしを受け、それぞれテーブルがご一緒の教会員の方がたと楽しい交わりの時を過ごしました。
折しも学院140周年のこの時、カナダと東洋英和との関係は過去のものではなく、新たに深めていくべきであり、そしてそれは必ずできる!と一同実感することとなった意義深い旅でした。
<こちらもご覧ください>
>2024年5月11日 カートメル・ウェイ訪問の地元報道
>2024年5月12日 セント・ポールズ教会聖日礼拝のライブ配信動画
(May,12 2024 Mother's Day ※00:45:00頃に髙橋副院長挨拶、1:10:00頃に同窓生・旧教職員による校歌披露、1:13:00頃にハレルヤコーラス他)