2020年度 追悼記念日礼拝が行われました
2020/10/08
10月1日(火)13時30分より、新マーガレット・クレイグ記念講堂にて追悼記念日礼拝が行われました。この礼拝は学院と同窓会の共催で、一年間に永眠された在校生、現・旧教職員、学院関係者、同窓生を偲び祈りを捧げます。今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、学院と同窓会の代表者のみ十数名が参列しての礼拝となりました。

堤加壽美東洋英和幼稚園長の司式、武田ゆり学院オルガニストによる奏楽のもと、伊勢田奈緒学院宗教部長による聖書朗読、祈祷が行われたのち、永眠された方々のお名前が読み上げられ、J.S.バッハ作曲「われを憐れみたまえ、おお主なる神よ」のオルガン奏楽のもと追悼の時をもちました。続いて、髙橋貞二郎学院宗教部長が「もう泣かなくともよい」と題して説教を行い、学院から増渕稔理事長が、同窓会から矢野久美子同窓会会長が挨拶されました。
残念ながら、本年は礼拝後のお茶の会で語らいの時をもつことができませんでしたが、それぞれの中で永眠された本学院関係者の方々を覚えつつ過ごす一日となりました。
堤加壽美 東洋英和幼稚園長
伊勢田奈緒 学院宗教部長
髙橋貞二郎 学院宗教部長
増渕稔 理事長
矢野久美子 同窓会会長
追悼記念日礼拝 次第
当日の追悼記念日礼拝の様子は以下よりご覧いただけます(音量にご注意ください)。
○次第の「前奏」から「聖書・祈祷」まではこちら(YouTube動画)
○次第の「追悼の時」から「挨拶」まではこちら(YouTube動画)
※プライバシー保護の観点から、次第の永眠者氏名報告は掲載しておりません。
※使用した讃美歌につきましては日本キリスト教団出版局より許可を得ております。
◆追悼記念日礼拝とは
第11代、13代の校長を務めたミス・クレイグは、病に倒れカナダに帰国し1923年10月1日に亡くなりました。学校の一同が集まり共に祈りを捧げる大切な場所である講堂の建設を切望していたミス・クレイグの遺志のもと、先生の遺産とカナダの友人達からの寄付が集められ、さらにはカナダ婦人ミッション(WMS)からの寄付も加わり、1933年3月に「マーガレット・クレイグ記念講堂」が竣工となりました。
そして当時の校長であったミス・ハミルトンの提案により、ミス・クレイグの命日である10月1日が、その年に亡くなられた東洋英和に関係する人々を追悼する日と定められ、1933年以来、学院では毎年10月1日の追悼記念日礼拝を守り続けています。
ミス・クレイグ
ミス・ハミルトン