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東洋英和女学院大学付属 かえで幼稚園
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保育だより 3月号

 
 
   
 

だいじょうぶ

水仙・梅・クロッカス・ミモザ・・・・・庭のあちらこちらに春の花が咲き始めました。 春夏秋冬の一年の間には、かんかん照りでからからの猛暑の時もあり、大風の嵐の日もあるのに、毎年この時期に同じ場所に咲くということはすごいことです。芽が出てつぼみをつけ花が咲くまでその存在が見えなくなっていても、地面の奥の見えない部分に根を張っているから、そして神さまにいのちを守られているから、精いっぱいに美しく咲きます。「ここにいます。愛されて生かされています」と言っているかのようにです。
  私は、ゆっくりと庭に出ることのできる日には、子どもたちの姿に見入り、子どもたちのことば(声のことばも心の中のことばも)に聴き、そして子どもたちに関わることと共に、ぐるりと一周して草花を見ます。
私が、花を見たり手入れしていると必ずと言って良いほど「何しているの」と子どもが寄ってきます。「お花を見ているのよ。ほら咲いたの」などと応えると、子どもは「そうなんだ・・」「あっ、ほんとう。きれいだねえ」などと言い、しゃがみこんだり見上げたりして、ひとときそこにそっととどまります。子どもといっしょに居て心を通わすことのできるなんとも幸せな時間です。そのような時に私はよく「嬉しいわね。お花を咲かせてくださった神さま、ありがとうございます」と、言っています。子どもたちが、与えられているいのちを感じて感謝して大事に思っていけますようにと願うからです。
 子どもが夢中になって今日を生きている姿と草花の凛と咲く姿は重なります。晴れの日も雨の日もありますが、見えないところで根っこを成長させていただいていることを信じて、心を寄せ大らかに関わることの大切さと楽しみを覚えます。
 子育ては大変ですが、大切で楽しいことです。私は、『信じて待ちながら、時に適った関わりをしていくことの大切さと楽しみ』を保護者の方と共有したいと思い続けてきました。特にこの3月に巣立ちの時を迎える年長組の保護者の方々がそのことを携えて子どもと共に人生の次の章(幕)へと歩んでいかれますようにと祈っています。
 2月15日、院長の深井先生が年長組の子どもたちに、「伴走者であるイエスさまがいつでも共に居てくださるからだいじょうぶ」というメッセージをくださいました。子どもも保護者もかえで幼稚園で、共にいてくださる神さま(イエスさま)と、共にいる人(なかま)に出会っています。つながっていると感じられた体験は大きな「だいじょうぶ」の根拠となります。そのことが一人ひとりの根っこを支えていくことでしょう。
それぞれの春が、安心と希望の中にありますようお祈りします。

 「あなたがたは神に愛されている子供です」(エフェソの信徒への手紙5:1より)                                大漉 知子