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人間科学研究科(人間科学専攻 修士課程)

匿名(人間科学研究科 臨床心理学領域 2009年3月修了生)

 修士課程の2年間はあっという間でした。臨床心理学を学ぶにあたって、東洋英和に在学することの魅力は、『学生が吸収しようとすればするほど、その機会を与えられる環境である』ことだと思います。授業、学内外での実習、カンファレンス、指導してくださる先生方。いずれも、2年間では吸収しきれないほどの資源が詰まっている場であると感じました。ただし、漫然と過ごしているのでは吸収できるものもそれだけになります。たとえば、入学して間もなく学外の現場で実習させていただけることは非常に有り難い環境ではありますが、ほぼ自動的に与えてもらえる状況であるだけに、漫然と過ごしがちになります。私自身、在学中は、ふと気づくと、"日々の課題に追われている"という受け身的な状態に陥りがちでありました。そのたびに、貪欲に学ぶ姿勢を思い出して、主体性を取り戻す努力をしました。恵まれた環境に居ても、いかに自分から学ぶ姿勢でいられるか。そのことが問われる環境であると言えます。また、"臨床家となる自分"と向き合うことが求められる環境でもあると思います。決して容易な道とは言えませんが、そのことを厳しくも深く応援してくれる先生方、スタッフの方々、共に努力できる仲間が存在します。主体性、真摯な姿勢、それらが問われる環境であると思います。私は東洋英和の修士課程で臨床心理学を学ぶことができてよかったです。

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匿名(人間科学研究科 臨床心理学領域 2009年3月修了生)

 東洋英和の臨床心理学領域は学外実習(医療系・教育系)がとても充実しています。一日がかり・年間単位の実習が多いのでフルタイムのお仕事を続けたい方にはやや大変かもしれないですが、現場の生の感覚を身につけられるのでとても勉強になります。それからケースカンファレンスも、助言者が付き、構成も大学院を修了後の学会を意識して課されています。深い議論が交わされるカンファレンスを通じ、クライエントさんをより深く理解することができるようになると思います。

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佐々木 美樹さん(人間科学研究科 人間科学領域 2008年9月修了生)

 この大学院では、素敵な方々との出会いに恵まれました。そして、人との繋がりを感じ、人々に支えられていることを実感しながら、修士論文を仕上げることができました。論文を完成させ、自分の考えを明確にできたこともあり、人としてひとつ成長できたような気がしています。

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小池 美香さん(人間科学研究科 臨床心理学領域 2008年3月修了生)

 私は社会人として、大学から東洋英和女学院大学へ入学し、臨床心理学を学びたいと考え、本大学院に入学しました。
入学当初、妊娠中でもあり、勉強しながら子育てができるのかと不安いっぱいでした。そんな不安をもった私をあたたかく支えてくださったのが、臨床心理学の先生方であり、事務の方であり、図書館の方であり、同期の学生でした。この大学院で学んだことは臨床心理を学ぶ一番大切な人としての心を一番学んだように思います。
 この大学院は多くのことを学べる人としてのサポートが充実した学校だと思います。

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伊藤 悦子さん(人間科学研究科 人間科学領域 2008年3月修了生)

 まず、入学動機について考えてみると、私は「社会学」「社会心理学」「看護学」等のクロスオーバーする領域に関心がありました。それらのどれ一つに偏ることも自身の願いではなく、そのような希望に「人間科学」という領域はピッタリで「やっと自分に合う所に出会った。」と感じました。
 入学後は、現代社会の問題について多くのテーマを取り上げ自ら調べてみたいという動機づけがされたように思います。「高齢者」「認知症」「家族」「社会福祉」「精神医学」などについて調べ、プレゼンテーションし、学ぶ中に、好奇心や緊張を感じ楽しい時間でした。また、私は、中近東の人々の生活やイスラムについて深く知らなかったので、コーランを通しての宗教の学習は楽しく、イスラムの人々への理解が深まりました。
 修論については最後までていねいに御指導をいただきました。今までにも研究をしたことはありましたが、いつも「これでいいのだろうか?」という不安を取り去ることができず、積極的に公表という形を取ることができませんでした。しかし、今回は最後まで研究の質を向上させるための助言をいただき、何度も追加修正したことで、少し自信を持てた気がします。卒業後も私自身の関心のある領域で研究活動を継続したいと思っています。

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匿名(人間科学研究科 人間科学領域 2008年3月修了生)

 私は、仕事の内容と全く異分野でしたが、小児病棟でのボランティアの経験を通して持った問題意識がきっかけとなりこちらに入学しました。多くの授業を通して、先生方だけでなく、同期、先輩のお話からも大きな学びを得ました。特に現場における多くの経験に基づいたお話は、理想と現実の格差を思い知らされることも多く、研究を進める上で大きな参考になりました。仕事を持ち、時間の制約が多い中で、論文を書くことは大変な作業でしたが、同期との勉強会、先生方、先輩方のアドバイスに励まされ、無事提出することができたことを感謝しています。少人数の大学院なので、人間関係が密接で、様々な分野の方々とお互いに助け合い、刺激し合って学べることが、この大学院の大きな魅力だと思います。

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上原 秀猛さん(人間科学研究科 臨床心理学領域 2008年3月修了生)

 本学院での2年間は、とても充実した時間でした。入学してすぐに実習させてもらえることとなり、2年間みっちり実習を受けることが出来ました。
  また、臨床心理士という同じ目標を持った仲間に出会えたことが私にとって大きな財産になったと思います。ありがとうございました。

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匿名(人間科学研究科 人間科学領域 2008年3月修了生)

 私が大学院で勉強したいと考えたのは、仕事柄、職場での対人関係の問題を聞く事が多く、又、自分の職場においてもストレスから休職する職員を目にする事が増えた事による。そして、自尊感情を基に対人ストレスの関係を深めたいと考えた。仕事を途中で辞める事より、今までのキャリアを継続しつつ、自分の興味ある事を学べる場所として夜間大学院を探し始めた際、通勤場所からも通い易く自分の学びを深められそうな幅広いカリュキュラムに意志は固まった。残業をせず、今までの成果を効率良く終了し学校にかけつける毎日に最初は体が慣れずに大変でしたが、講義内容のおもしろさと同じ苦労を理解してくれる友人達に恵まれ、最後までやりとげる事ができたと思います。
 この二年間で得たものは、修士という学位だけでなく、多くの知見を与えてくださった教授たちとの出会い、かけがえのない友との出会いなど、仕事だけをしていては得られなかったものができました。中途半ぱな気持ちでは、なかなか両立は難しい事もありますが、それ以上に得るものは多いと思います。
 大学院での学びを考えていらっしゃる方には、ぜひトライして頂き、同じ様に、一生の宝を得て欲しいと思います。

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匿名(人間科学研究科 臨床心理学領域 2008年3月修了生)

 私は学部から英和で学んで参りましたが、大学院では、社会人経験のある方、他大から入学された方など、自分とは異なる環境で学んで来られた方々とご一緒することができ、良い刺激になりました。英和の臨床領域は、先生方をはじめ、相談室スタッフ、修了生の先輩方、同期、後輩、との距離が近く、密な関わりがもてることが特徴的だと思います。何かつまづいたり、悩んだ時に、話せる人がいたことは、私にとって、とても支えになることでした。また、ネットワークが広い分、様々な世界を体験できる環境にあるのではないかと思います。英和の臨床領域では、様々な現場で実習経験を積むことができます。これも、先生方、諸先輩方のつながりや実践が評価されたからこそ、学生がこれ程沢山の実習経験を得られるのではないかと思います。修士課程1年の4月から、臨床実習に行くことができ、非常に多くのことを学べます。フォローアップもきちんとしてくださるので、安心できます。また、実践主義の英和では、早くからクライエントさんを担当できますので、臨床経験を積むには、その第一歩としても、とても恵まれた環境にあるのではないでしょうか。卒後も、英和のケースカンファレンスは研修の場として開かれていますし、修了生の先輩方も、就職の相談にのってくださるなど、ここを巣立っても守られる場があることは、とても嬉しいし安心できることだと思っています。

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匿名(人間科学研究科 人間科学領域 2008年3月修了生)

 福祉分野の学生として特に感じたことは、佐藤智美先生の社会学特論の授業は非常な興味を覚えた。その理由として、講義で使われる授業のテキストの内容が今の時代に即したもので、時代的に憂慮されている様々な問題を含んだものであった。我々はそのテキストの内容を調べ、授業の時にディスカッションをし、各々が置かれている社会的な立場や他者との関係、また時代が問うている様々な問題点を再確認した。答えは様々で正解はない。
 しかし、結果として社会の問題を自己の目を通して今問われている問題を捉える訓練ができたことであった。学問は理論だけではない。
 東洋英和女学院大学大学院は夜間大学であり、社会人の学生が多数を占める。福祉の分野ではこの夜間大学の特徴を生かして、社会生活での経験を持っている学生の経験を無駄にしないためにも、もっと多くの社会分野の科目を導入して、学生の学びを興味深いものとしていったらどうであろうかと思う。

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中原 順子さん(人間科学研究科 人間科学領域 2008年3月修了生)

 東洋英和女学院大学大学院の学生とは、自分の好きなことを知っている人の集まりであり、「自分の人生にとって、必要なことは何か」を一人ひとりが真剣に考えている人の集まりです。また、自分で勉強し、自分で努力し、自分で判断ができる人の集まりでもあります。
 「知識」とは、どんどんと陳腐化してゆきますので、学び続けることは大切なことであるといえるでしょう。
 この大学院で学ぶ2年間は、人生の大きな転換期であること、そして今後の「進むべき道」の選択肢を広げてくれる機会でもあることを、私は実感しております。
 大学院への進学において必要なことは、一歩を踏み出す勇気と実行力です。

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松田 亜希さん(人間科学研究科 人間科学領域 2008年3月修了生)

 私が死生学と出会ったのは、配偶者との死別体験がきっかけでした。死別後、多くの書籍を読み、インターネットで情報を検索する中で、東洋英和女学院大学大学院で死生学が学べるということを知りました。
 「死別体験について私はこう感じたけれど他の人はどうなのだろう」「日本におけるグリーフケアの現状はどうなっているのだろう」「今後の遺族ケアはどうなっていくのだろう」との疑問を抱いていた私は、その疑問の答えを探すべく、大学院への入学を決意いたしました。
 入学当初は不安でいっぱいでしたが、熱心にご教授くださる先生方や、ともに学ぶ仲間との出会いにより、充実した学びの時を過ごさせていただくことができました。
 社会人大学院ということで、さまざまなバックボーンを持った方々がいらっしゃり、講義の中で、ひとつのテーマについて話をする際、いろいろな考え方に触れることができ、私自身の視野も広がったように感じています。
配偶者との死別という個人的体験から決意した大学院進学でしたが、自らの人生を再び歩みだす勇気と希望を与えてもらった2年間となりました。心から感謝しています。

 進学を迷っている方がいらっしゃったら、"一歩"踏み出してみることをお勧めいたします。きっと、多くのものが得られることでしょう。

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若月 寛子さん(人間科学研究科 人間科学領域 2008年3月修了生)

 今から2年前、私は、「大学時代に卒論のテーマとした『出会い』と繋がる形の論文を書きたい。」との思いから、東洋英和の大学院を受験・入学しました。
 新幹線とバスを利用し、週4回大学院に通った1年目。授業も大学院生活も楽しい反面で、自分のペースや周りの状況が何一つ把握できず、余裕がないこともありました。
 大学院生活にも慣れてきた2年目。論文のテーマは決まったものの、なかなか思うように進まず行き詰まり、何度もテーマを変えようかと思ったこともありました。しかし、テーマを変えることもなく論文を無事に書き終え、現在、修了できるまでになっています。
 その背景には、1年目の時点や私が行き詰っているときに、相談に乗り、励ましてくれた多くの仲間や、私の論文への思いを理解し、自信を持たせて下さった先生方の存在が何よりも大きいと感じています。
 また、社会人大学院ということもあり、有職者でなかった私には戸惑いもありました。しかし、東洋英和の大学院は、職種のみならず、学年や領域という垣根を越え、一つの問題をその場所にいる皆で考えることのできる大学院であり、それは他の大学院にはない特色だと思います。
 そして、私はその場所で、私の論文のテーマの核でもある、多くの出会いと勇気づけの言葉を、また大学院以外の通学の時点でも多くの出会いと、様々なことを考える機会を得ることができました。これは、私の中で何ものにも変えられない素敵な宝物の一つとなり、東洋英和女学院大学大学院に通わなければ、得られなかったことだと思っています。素敵な時間を東洋英和で過ごせてよかったです。本当にありがとうございました。

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若月 裕加さん(人間科学研究科 人間科学領域 2008年3月修了生)

 私が大学院進学を考えた理由は、精神保健福祉士として現場で働きながら培ったものや感じ考えたことを、今後により有意義に活かし、人間としての厚みをつけたいと考えたことからです。
 自分の条件に合う大学院を探していたところ、東洋英和を知りました。都心にあり、私の地元からも比較的通いやすいこと、死生学等5つの分野を多角的に学べることに惹かれ、進学することを決めました。
 5つの分野の中でも死生学を専攻した理由としては、精神保健福祉士として精神障害者やその家族のQuality of Lifeに関わる仕事をしているため、死生学は興味深い分野であり、併せて死生学を学ぶことで自らのQuality of Lifeを高めていきたいと考えたからです。
 修士論文では、現場での経験を基に、精神保健福祉士における心の健康に関する研究に取り組みました。
研究や授業を通して、自らの仕事や置かれている環境、そして自らの内面についてより客観的に見つめられるようになりました。自らを客観的に見つめるという視点は、精神保健福祉士として働く上で、また生きていく上で欠かせないものです。その視点を養い、充実させることができたのは、大学院に進学したからこそと思っています。
 働きながら週2回通学し、研究を進めることは想像以上に大変で、途中くじけそうになることもありました。特に、私の場合は遠方からの通学だったため、夜の講義が終わり次第、新幹線に間に合うように急いで帰るという、身体的・経済的に大変な状況でした。
 しかし、修士論文を無事提出し、このように修了することができたのは、職場の方々の理解や協力と共に、温かく見守ってくださった先生方や職員の皆様、そして励まし合い、支え合うことができた仲間の存在があったからこそと思っています。
 2年という時間はあっという間で、入学したことがつい昨日のことのように感じられます。本当に楽しく、充実した2年間でした。これほど満たされた2年間は、私のこれまでの人生において経験したことがないものでした。この東洋英和で過ごした2年間は、私にとって大いに価値あるものと、今感じています。
 これからも東洋英和で学んだことを活かし、精神保健福祉士として働いていく中での経験・気づきを大切に、社会に貢献していきたいです。
 最後になりましたが、東洋英和への進学を考えている方の多くは、社会人として現場で活躍されていることと思います。先にも触れましたが、働きながら学ぶことはいろいろと大変ですが、その分実りも多く、貴重な2年間となることでしょう。志のある方は諦めずに、この東洋英和へ進学をしてほしいです。

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河合 呂美さん(人間科学研究科 人間科学領域 2007年9月修了生)

 小学部時代より18年以上の歳月を東洋英和女学院で過ごさせて頂きました。学院全体に通じるキリスト教の精神と、先生方、職員の皆さま、学生の皆さんの何とも言えない明るさが私の生きる糧となっています。
大学院入学に際しては、社会人大学院という魅力にひかれて入学を希望しました。学部卒業後すぐに入学する若い学生にとっては、実際に社会で活躍されている方々と直接ディスカッションをすることのできる場であり、刺激し合える環境であることが、学院の良さであると思います。
  個人の関心を最大限に追求できる学びの場で、人間と人間との信頼関係について、深く考えさせて頂きました。お世話になった大勢の皆さまにこの場をお借りして御礼申し上げます。ありがとうございました。

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真家 年江さん(人間科学研究科 人間科学領域 2007年9月修了生)

 私は、通信制大学を卒業した年に、英和に入学しました。通信制大学から通学制の大学院へ進学するための受験勉強にはとても苦労しました。でも、入学して一緒に学ぶ仲間に出会うことができて、今ではその苦労も、喜びに変わっています。
 在学中、病気加療のため半年間休学しましたが、その間も、同級生や先生方から、励ましの言葉がぎっしりと書かれた色紙を頂戴したり、心温まるメールを頂戴したりしました。それは、今の私の「宝物」です。
 入学当時は不安で一杯でしたが、親切にご教授して下さる先生方、図書の相談にのってくださる司書の方々、体調が悪い時に支えて下さった保健室の皆様、また、学内で困った時に問題解決に動いて下さった事務室の皆様には、本当に感謝をしています。

 私にとって英和での学生生活は、多くの人に支えられ、充実した学びをすることのできた忘れられない時間となりました。さまざまな職業を持った社会人が集まり、一つのテーマについて積極的に意見を交換する授業スタイルは、学生の個性を100%引き出すことのできる、とても素晴らしい授業スタイルだと思います。社会人だからこそ言えること、社会人だからこそ抱く疑問。もしかしたら、社会人こそ、「学びの適齢期」なのかもしれません。
確かに、仕事をしながら論文を作成することは、並大抵の苦労ではできません。でも、時間のない中、苦労して論文を仕上げることで、今まで感じたことのない大きな達成感や幸福感を得られると思います。
 これから進学を考えている受験生の皆様、一度、英和にいらしてみませんか。英和の静かな空間で、あなたの求めている「学び」ができるかもしれませんよ。

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匿名(人間科学研究科 臨床心理学領域 2007年3月修了生)

 年齢層もbackgroundも異なる同期の「仲間」に、時に刺激を受け、時に支えられ、2年間の研究を終えようとしています。「仲間」は2年間だけのものではなく、臨床心理士資格や自主的な勉強会へと、つながってゆこうとしています。おそらく生涯を通してのよき仲間であると私は思っています。このすばらしい出逢いにこころから感謝しています。同じように、相談室・事務・図書室等の各スタッフのみな様が、学生に最高の研究の場を与えて下さる為にとても御配慮・御尽力下さっていることが分かります。それは入学して間もなく気づき、卒業するまでこころ強い支えとなってくれるでしょう。

 論文を書くことは大変です。英和では、紀要論文と修士論文を一般的には修士課程の2年生の時に書くことになります。時間に追われ、精神的にも追いつめられてきます。私はロールシャッハ法と夢を扱ったことから、何度も指導教授を掴まえて質問を繰り返しましたが、私が納得するまで答えてくださいました。同様に臨床内・外、また院の内外の先生方も熱心に教えて下さいました。英和以外(学外)の先生からは、英和の学生の気質や特徴というものがあるようで、そのようなお話を聴く機会が何度かありました。とても興味深いことです。先輩方から受け継いでいる伝統的特徴は良い意味で私も次の英和生へ伝えてゆきたいと思っています。

 東洋英和の大学院で素晴らしい指導者と、苦楽を共にする仲間と出逢って下さい。そしてあなたのやりたい研究であり、学問を追究して下さい。Good Luck!

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匿名(人間科学研究科 臨床心理学領域 2007年3月修了生)

 東洋英和の大学院で二年間学び、ここで学んでよかったと思う事柄は、いくつもあります。
 まず、器としての校舎、心理面接室、遊戯療法室など数も広さもたっぷりで、清潔感があふれていました。さまざまな施設や備品(検査用具など)も新しく、学生数の割には充実していて、非常に恵まれた環境と思います。日々の授業の内容や実習に関しては、レベルも時間数もかなりハイレベルではないでしょうか。休講はほとんど無く、授業は開始時刻ぴったりに始まることに、はじめのうちはびっくりしました。学究的なご指導ばかりでなく、心理療法家としての心がまえなども考える機会をくり返し与えられたことは、大変重要なことだったと思います。社会人も対象の大学院であることから、さまざまな職業や年令の方々が学生として集い、互いに世間を見る目を広げ、自分の人生に関しても視野を広げることに役立ったのではないでしょうか。
 二年間をふり返りますと、どの先生方も情熱を持ってご指導下さったこと、事務室の職員の方々が親切で、ずい分助けていただいたこと、そのおかげで私達学生は本当に恵まれた大学院生活を送ることができたこと、それらをしみじみと感じます。

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古川 佳子さん(人間科学研究科 臨床心理学領域 2007年3月修了生)

 「それでもセラピストは生き残らねばならない」とは、心理療法家をめざして学び始めた人は誰もが一度は目にしているフレーズであろう。平易な日本語で書かれた短い文章であるが、その意味を実感することは難しい。このフレーズの意味するところの生々しい重みを、50代になる私が実感することができたのは、 20代前半のうら若き学友が書き上げた修士論文の素稿を読ませてもらったときだった。その素稿には、この学友が文字通り身を削るようにして向き合った事実が淡々と綴られていた。文献や教科書の字面からだけでは学ぶことが難しい、実感や体感を伴った学びを、学友の実体験を通して間近に学ぶことができた瞬間だった。

 臨床の実践を何よりも大切にし、教授陣を筆頭にして先輩・同級生が真摯に学びあう空気に満ちたこの大学院で過ごした2年間は、得がたい貴重な時間であった。

 職場をかろうじて抜け出し、地下鉄の通路を急き立てられるように往復した2年間......。授業が終わって見上げると、漆黒の夜空に六本木ヒルズの窓から放たれる光が燦然と輝きを放っていた。六本木という華やかな都心で学んだ2年間は、あの夜空のように地味で底知れぬ奥深さをたたえた世界へのいざないの序章であったように思う。

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