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トビタテ!留学 JAPAN 第2期生

「トビタテ!留学JAPAN」

学年:高等部1年 Y.M.

期間:2016年8月11日(木)~26日(金)

私を変えてくれた「トビタテ留学ジャパン」

トビタテに応募したきっかけ

トビタテの国際ボランティア部門でミャンマーに行ってきました。

トビタテに挑戦しようと思った動機からお話ししたいと思います。留学している友達を見ていて、いつかは行ってみたいなと思っていました。そのような中、チラシをもらい説明を読んで全国の高校生がチャレンジするトビタテに挑戦することで自分を変えることができるのではないかとも感じました。

最初はどこに行くか決めていなくて、アメリカでダンスをやるか、スペインで建築を学ぶか、語学研修、あるいはフランスの料理学校に行こうかなどいろいろなことを考えました。しかし、どれも18歳以上だったりと私に合うものがなかなか見つかりませんでした。そんな中、母や姉がミャンマー、インド、バングラディシュ、カンボジアなどの発展途上国に行きその体験を聞いて興味を覚え、ミャンマーに行くことにしました。

 

書類審査と面接に挑戦

1次審査の書類は思っていたよりもたくさんありましたが、書いているうちに自分の将来についても考えるようになりました。トビタテは倍率が高いと聞いていたので心配でしたが、挑戦が大切なんだ、もし採用されなくても無駄にはならないんだという思いで頑張りました。1次試験は無事合格しました。2次試験は面接でした。私は自信がなかったのですが、ちゃんと準備して頑張ったんだからと自分を励ましたことで、苦手な面接でも楽しくできたのかなと思います。面接官の方々は最初に「皆さんは一生懸命準備をしてきたと思います。皆さんの話を全力で聞きます」と言ってくれ、それが本当にうれしくて一層頑張ろうと思いました。無事に2次試験も合格でした。こんな自分でも壁を乗り越えられた、そんな気分でした。

 

文部科学省での事前研修

事前研修には全国から高校生が集まり、東京、大阪に分かれて行われました。壮行会や懇親会、また留学する高校生と交流して、みんなで留学の意識を高めていきました。私は幼稚園から英和で、ほかの学校の高校生とかかわったりすることがほとんどなかったので、新たな気持ちで取り組むことができました。6人くらいのグループで自分の留学計画について話し合う機会もありました。私のグループは、沖縄、石川、東京、北海道などの友達と一緒でした。みんなで共有することで、自分がこの留学で目的としていることはなにか、自分はどうしたいのか、どう変わらなくてはいけないのかを教えられました。

 

ミャンマーで学んだこと

トビタテは14日~1年間という期間が決まっています。私は夏休みの2週間行ってきました。最初の1週間はミャンマーの方のお宅にホームステイをし、後の1週間は学校のTEAMのミャンマースタディーツアーに参加しました。

最初の1週間では現地の方々が使う市場に行ったり、孤児院へ行ってダンスを教えてもらったり、旅行会社でインターン兼ボランティアをさせていただきました。現地の市場では、その日にとれた魚や鳥、野菜、果物、お菓子を昔ながらの量りで売っていました。駐車場のようなところで売っていたのですが、中は煙っていて、臭いもきつかったです。私から見ると衛生状態は大丈夫なのかなと思うところもありました。その一方で、近所の方々とのふれあえる良い機会とも思いました。日本は人付き合いが減り、このようなふれあいがなくなってきているのかなと思いました。

ミャンマーは仏教徒の方がほとんどで、私がお世話になったお宅では、朝、晩お祈りをしているとのことでした。お釈迦様に対する心も教えていただきました。私が行った孤児院はカレーワ女子孤児院というところでした。子どもたちはいつも笑顔で日本の子どもたちと同じようにふざけ合っていたのが印象的でした。この子達と過ごしているうちに、小さいことで悩んで、文句を言っている自分が恥ずかしく思えました。旅行会社のインターン兼ボランティアもさせてもらいました。会社はアパートの一室を借りているような感じでした。私はその旅行会社の社長さんのお宅にホームステイさせていただきました。皆さんがやさしく迎え入れてくださってうれしかったです。

一週間後日本からミャンマー研修スタディーツアーの24人やってきました。高校生8人、東大生6人英和生6人早大生2人引率3人、総勢25人でした。ヤンゴン、ネピドー、マンダレー、バガンなどに行きました。ミンチャンブラの小学校では子どもたちと交流しました。ミャンマーでは貧しくて学校にいけない子をたくさん見てきました。あまり教育制度が整っていなく、教材も文具も教室もない状態でも一生懸命勉強をしようとしている姿に驚きました。

国会議事堂は普通の旅行では行けないので素晴らしい経験になりました。ミャンマーの教育と日本の教育について話し合い、私たちがあたりまえのように学校に行っていることが当たり前ではないのだと気づかされました。

私は話し合っていてふと気になることがありました。それは、私たち先進国の意見をそのままミャンマーに持って行っていいのかということでした。私は最初はこんなことを教えてあげよう、こんな素晴らしい案があるんだよと思っていたのですが、まずは自分のこと、自分の国のことを知っておかなくてはいけないなと思いました。

NGOの医療機関Japan Heartはボランティアと寄付からなっているため、まだ設備も整っていませんでした。そんな中でボランティアをしている看護師さんを見て感動しました。これは将来人の役に立てる仕事に就きたいと思った瞬間でした。毎日1分間スピーチがありました。最初は、話すの嫌だな、面倒くさいなと思っていましたが、毎日みんなの話を聞いて色んなことを学ぶことができました。一日を振り返ることはよいことだなと思いました。

 

事後研修にて

11月頃に事後研修がありました。みんなの留学の時期が異なっているため、50人ほどで行われました。今回の留学で学んだことをみんなで共有したり、3~4人のグループになってポスター作りをしてグループごとで発表をしました。そこでは自分たちに足りなかったこと、反対に良かった部分が見つけられました。お互いのポスターについて意見を出し合うことで気づきもたくさんありました。指導員の方が「これは事後研修ではない。未来への事前研修だ」と言っていた言葉が心に響きました。

 

最後に

トビタテの事前研修や事後研修に参加することで、自分で考えたり積極的にものごとに取り組めるようになったと思います。少しオーバーかもしれませんが、トビタテは私の人生の転機といってもいいのではないでしょうか。とりわけ仲間とともに歩んでいくということの大切さを学んだことが大きかったと思います。今回の留学を楽しかっただけで終わらせないために、これからもいろいろなことに挑戦し続けていきたいと思います。

事前研修にて、トビタツ仲間たちと

シュエダゴンパゴダ

シュエダゴンパゴダの前にて

元気な小学校の子供たち

国会議事堂内

托鉢体験をしました。

事後研修にて共にトビタッタ仲間たちと

行って終わりじゃない。帰ってからが始まりだ。

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