国際教育

海外からの留学生

「海外からの留学生」

学年:高等部1年 エマ・ミーヤンさん (AFS留学生)

期間:2016年4月8日~2017年1月30日

アメリカからの留学生、エマ・ミーヤンさんが礼拝時に日本語でスピーチをしました。

エマさんは10ヶ月を日本で過ごし、とてもきれいな日本語で東洋英和での生活を振り返り、お話ししてくださいました。

なお、エマさんのが実際に使用した原稿はこちらからご覧いただけます。

  

 東洋英和の学生になってからの10ヶ月はあっというまに過ぎてしまいました。アメリカへ帰国しなければいけないことを考えると、とても悲しくなります。でも私の心のなかではこれからもずっと私は英和生でいたいと思っています。東洋英和で私が経験したことの数々は決して簡単なことではありませんでしたが、同時にとてもエキサイティングなものでした。

 はじめの3 ヶ月はとても苦労しました。はじめて学校へ行くときはとても緊張しました。日本の高校ってどんなところだろう?みんなやさしくしてくれるかな?友だちできるかな? 私はたくさんの不安をかかえていました。でも学校が始まるとそのような不安はすぐになくなりました。たくさんの人たちが 私のひどい日本語を一生懸命理解しようとしてくれました。だれもが本当に親切でした。 私はとても安心しました。

 それでも私にとっては困難の連続でした。 アメリカの高校と日本の高校ではたくさんの違いがあります。学校へ電車で行くこと、教室を自分たちで掃除すること、女子校であること、厳しい校則、どれもがはじめての経験でした。家からの通学距離も遠いと感じました。 アメリカの生活とくらべ帰りが遅く、家に帰ると疲れてぐったりとしていました。革靴で歩くことになれていなかったため、いつも足から出血していました。

 友だちとなんとかコミュニケーションをすることはできましたが、日本語で話す前には、どうやって話せばいいかを一生懸命考えなければなりませんでした。孤独とフラストレーションと戦っていました。アメリカの学校、友だち、ふたごの姉妹、愛犬そして家族、すべてが恋しかったです。日本語で自分の本当の気持ちを言えなくて寂しい思いをしました。ある朝目覚めたら上手な日本語を話すことができるようになっていればいいなと何度もおもいました。 ストレスがたまり体調を崩しました。そして病院へも何度もいきました。学校を休んで家にいると、もう私は学校での勉強についていけなくなるのではないかと感じることもありました。 しかし、こうした困難な経験は、あとになって「学校で一生懸命がんばろう」とのモチベーションにつながりました。

 ゴールデンウィークが過ぎた頃から日本の生活にも慣れ、学校生活を楽しめるようになりました。靴ずれができることも減り、満員電車にも慣れました。 1日の終わりにヘトヘトになることもなくなりました。 私の日本語も少しずつ上達し、先生や友だちとの会話も楽しめるようになりました。 自分が英和生になったと感じるようになりました。 日々の暮らしを幸せなものだと思えるようになりました。夏休みには学校の友だちと、楽しい思い出を作りました。下手な日本語しか話せない私と時間を過ごしてくれたたくさんの友だちや先生に心から感謝しています。

 今、私には、どんなことでも話せるたくさんの友だちができました。学校へ行くことがいやになることはなくなりました。私の居場所は英和であり、アメリカへ帰ることが想像できません。 私は英和での暮らしが本当に好きです。でも私は帰らなければいけません。 できることなら日本に来た日に戻ってその時の自分に、「日本での暮しは私の人生にとってかけがえのないものになるから、毎日を大切に過ごし、しっかりとおぼえておきなさい」といいたい。 いま思うと、困難だったはずの最初の数か月でさえ私の日本での生活は、聖書のヨシュア記の次のことばを思いださせます。

 「わたしはあなたに命じたではないか。強くあれ。雄雄しくあれ。恐れてはならない。おののいてはならない。あなたの神、主が、あなたの行く所どこにでも、あなたとともにあるからである。」 日本でのそして英和での旅ではつねに神様がともにいました。神様は日本の友だちを通じて私の日本での冒険をサポートしてくれました。 先生方や友だち、そして神様のサポートがなかったら、すばらしい経験をすることはできませんでした。このご恩は一生忘れません。ありがとうございました。

高1カンファレンスでお友達と

7月の高等部球技会にて

クラスのみんなとも楽しく過ごしました。

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