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2015~16年度 認定留学の生徒体験記

「認定留学」

学年:高二 M.N.

期間:2015年8月~2016年6月

留学で得たもの


私は高一の8月から高二の6月までの約10か月間、アイルランドのモナハンという小さな町に留学していました。アイルランドは、留学生の受け入れの多い国の1つで、公用語は英語とアイルランド語です。

現地に到着してすぐ、期待でいっぱいだったはずの私の胸は、現地で出会ったヨーロッパ系の留学生たちの英語力に圧倒され、本当に1年近くも耐えられるのか、これでは授業についていけないかもしれない。それどころか友達すらできなかったらと、不安になりました。案の定授業は本当に大変でした。正直言うと、最初の1週間で心が折れました。特にひどかったのは英語です。知らない単語とフレーズで埋め尽くされた暗号を読み解いている気分でした。宿題を5・6時間もかけてやった日もあります。本当にみじめな気持ちになりました。こんな留学は思い描いていたものとは全然違うと何度も思いました。

しかし、思い切って先生に相談したり、自分なりに予習復習の習慣を身に付けた結果、手放せなかった辞書はリュックの底に眠り、英語は一番好きな授業になりました。意見を言うことを恐れず、手を挙げ、積極的に授業に参加できるようになりました。Final Essayでは、98%を取り、GradeはAをもらいました。臆せずにチャレンジして本当によかったです。最後の3か月は英語力がついたことを、自分自身で実感できるほどになりました。

友達についても心配は杞憂でした。私のいた地域には、多くの留学生がいました。人数だけではなく、出身国もバラエティーに富んでいました。覚えている限りでも、30ヶ国以上です。おかげで世界中に友達をつくるという夢が叶いました。オーストリア人のホストシスターに教えてもらい、ドイツ語で自己紹介ができるようになりました。4か国語で名前を書けるようになりました。クラスメイトが帰る前に企画してくれたFarewell Partyでは思わず号泣してしまいました。この1年間、本当の家族のようにホストファミリーと喧嘩し、笑い合い、泣き合い過ごしました。この留学生活で、1番恵まれていたのは、ホストファミリーや友達、先生に出会えたことかもしれません。最後の1週間は帰りたくない思いでいっぱいでした。そんな素敵な人たちと、日本で支えてくれた家族や友達のおかげで、充実した1年をおくれました。

多くの努力によって壁を乗り越えてつかんだ留学のチャンスが私にもたらしてくれたのは、想像を超える素晴らしいものでした。友達と喧嘩したことや、スピーチで失敗したことなども含めて、留学を決意したことを誇りに思うとともに、自由に留学をさせてくれた両親や応援してくれた人たち全員に感謝しています。

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