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中学部・高等部トップページ中学部・高等部からのお知らせ > 卒業生 村上遥さんからの寄稿文

卒業生 村上遥さんからの寄稿文

 2017年に東洋英和女学院高等部を卒業した131期生の村上遥です。現在は英語教育学を学ぶため、イギリスのリーズ大学で大学生活を送っています。今回は英和での学びと現在の学びの結びつきについてお話します。

 英語教育を学びたいと考えたきっかけは東洋英和での学び、学校生活にありました。中学部から入学した私は、特に英語が苦手科目でした。その中で、授業や休み時間に出来の悪かった私に親身になって指導してくださった英語の先生方を特に尊敬し憧れを抱くようになりました。中3、高1、高2の時にはイギリスのサマースクールに参加する機会がありました。その際に、つたない英語ではありましたが、英語を使って他国の生徒と会話することで自分の中での考え方が大きく変化したように感じました。また年々少しずつではありましたが、自分の英語が成長して行く喜びを感じ、身をもって英語の魅力を体験しました。そして英語教育を学ぶことができる大学に進学することを決めました。

 次に私がリーズ大学でどんな勉強をしているかをお話したいと思います。最初の一年間は、リーズ大学のInternational Foundation Year(学部進学準備コース)というコースに在籍していました。これは一年間のコースで一定の成績を取ることができれば大学の好きな学部で学ぶことができるというコースです。学ぶ科目は学部進学後にどの学問を勉強したいかによって大学から指定されます。私の場合は、TESOL(英語教授法)という学部に進学予定ですが、International Foundation Yearでは犯罪学や、法学、社会の様々な不平等について学ぶ社会学を指定されました。授業はレクチャーと呼ばれる大人数での講義とセミナーと呼ばれる少人数でのディスカッションの二種類で構成されています。レクチャーで学んだ内容についてセミナーで話し合うため、セミナーの前までに膨大な参考文献を読み、準備する必要があります。毎週新たな内容になるため、常に時間との戦いになります。最初は不安でしたが、英和での学びのおかげですぐに慣れることができました。みなさんも経験の通り、英和の英語のテストはとにかく時間勝負になることが多かったです。6年間の生活の中でいかに効率よく早く文章を読むかというスキルが身についていたんだなと感じることができました。また、英和のテキストは差別問題や貧困などの国際的な課題や自然科学、宗教など多岐に渡っており英語の授業を通じて様々な話題に触れていたことも役に立っています。またセミナーはディスカッション形式で行われるため、自分の意見を発言する能力も求められます。ここでも英和で学んだことが活かされていると感じる場面が多々あります。例えば、英和の授業で行われているグループワークです。グループ内で意見を出し合い、調整し、発表をするアクティブラーニングの経験がイギリスの大学でも通用する発言力、協調性などの養っていてくれたことを実感しました。

 現在はInternational Foundation Yearで無事に入学基準を満たすことができたので、2018年9月から本コースであるBA TESOLでの学びを始めました。このコースは英語が母国語でない人に英語を教えることについて学ぶ学部です。そのため授業は、新しい言語を学ぶプロセスや、英語の教え方、英語教授法を学ぶだけでなく、Language Centreで実際に英語を教える実習を行ったりします。

 授業以外の生活でも日々英和でも生活との繋がりを感じています。日常生活の面で言えば、高校三年生で選択したフードデザインの授業が、イギリスで一人暮らしをし、自炊して行くためのスキルを伸ばしてくれました。いまでは、友達が私のご飯は美味しいと言って食べに来てくれるまでになりました。学校生活も英和での幅広い活動がとても役に立っています。私は英和在学中、クラス委員や、中央委員会、楓実(文化祭実行委員)など多くの活動に参加していました。リーダーシップスキルが重要とされるイギリスの大学で、委員会などを通して培ったそのスキルを実際に発揮できていると感じています。2018年2月からは、リーズ大学のアンバサダーに就任しました。これもリーダーシップスキルや英和での多くの委員会などの経験を高く評価してくださった大学のスタッフの方の推薦があってのことでした。仕事内容は主に、リーズ大学に進学を考えている世界中の方の質問にメールで答えたり、キャンパスツアーを行ったり、アジアマーケティングチームと日本人のイギリス大学進学者を増やすための活動をしています。そのほかにも、英和時代所属していたスキー部で学ぶことのできたスキーの楽しさから、大学でもスキーサークルに所属し、活動の幅を広げることができています。また、課外活動でフルート科とオーケストラに所属していた経験とキリスト教が結びつき、礼拝で賛美歌の伴奏をフルートでやらせていただいています。英和卒業後に洗礼を受けた私にとって、教会で出会う方々の支えもとても大きなものとなっています。

 日々充実した生活を送っていますが、やはり大変なこともたくさんあります。今までに経験したことのないくらいの勉強量を日々こなし、フラットメイトと文化の違いを感じたりと辛いなと感じることも少なくはありません。しかし、卒業した今でも暖かく迎えてくれる英和の存在に救われています。一時帰国した際に、英和を訪れると話を聞いて励ましてくれたり、困っているときに連絡をしてくれる先生方に本当に助けられています。その度に、英和を卒業することができて本当に良かったと感謝しています。

 この他にもまだまだ英和での経験が現在に結びついていることはたくさんあります。日々の生活、学びの一つ一つ全てが英和で学んだことから繋がっていると感じています。在学中には中々気がつくことができませんでしたが、英和で過ごした日々の素晴らしさに改めて気づくことができ、とても感謝しています。これからも将来の目標に向かって全力で取り組んで行きたいと思います。

月に一回リーズで行っている日本語バイリンガル礼拝に参加しているメンバーと

コースを終了。修了証明書を持って担当教員と。

大学内のカフェで課題に取り組む。

現地の友達とスコットランドにあるGlensheeにて。趣味があれば交流も深まります。

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